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NPO法人 ペット防災サポート協会

ワンちゃん、ネコちゃんのマイクロチップについて

   

皆さんこんにちは。NPO法人 ペット防災サポート協会の三浦律子です。

これから豪雨で土砂災害なども心配な時期になりますね。
もし、大事なペットとはぐれてしまったらどうしたらいいのでしょうか。

ペットショップやブリーダーさんなどは、ワンちゃん、ネコちゃんを販売する場合は、マイクロチップを装着して販売することが義務化されました。
※動物愛護管理法改正(令和元年6月の公布から3年以内に施行)

今回は、そのマイクロチップについてお話しいたします。

①マイクロチップは絶対に必要?

ワンちゃんの飼い主には、年1回の狂犬病予防注射を受けさせることが法律により義務付けられています。
毎年1回の狂犬病予防注射をすれば鑑札が取得でき、保健所で飼主さんの情報を登録をしてもらえます。

迷子になった時に見つかる可能性の1つとしては、マイクロチップは有効かと思います。
すでにペットショップでマイクロチップが挿入されたペットを購入しておられる方は、登録は各自でしないといけませんので一度確認をしましょう。
登録や登録情報の変更を行わないと、せっかくマイクロチップがペットに挿入されていても、登録が確認されないケースも過去の災害時にはあったようです。

②マイクロチップには規格がある

私が相談する獣医師さんによれば、マイクロチップは規格のようなものが3種程あるそうです。
これはご存じない方も多くいらっしゃいます。

今の新しいチップリーダーは3種とも識別出来るものが増えていますが、昔のモノは3種を識別できないようでした。
リーダーを持っている場所が保健所や、動物病院ですので、3種を識別できるものを購入しておられることを願います。
機械自体もお安くないようです。噛み犬用など遠くから識別するものは10数万もするようです。
なので、様々な準備が整っているのか、お住まいの地域で聞いてみるのもいいかも知れません。

マイクロチップが入っているのであれば、それが上手く結果に繋がっていって欲しいと思います。

③マイクロチップ以外に有効な方法はあるのか?

一般の方はマイクロチップリーダーを持っていません。
ですので、一般の方が迷い犬を保護した場合、まず初めに確認するのは首輪や迷子札になります。
住所情報の入った迷子札・首輪・リードがあれば、マイクロチップとは別格で、かなり確実です。

ワンちゃんの場合は、先ほどお伝えした鑑札があれば、保健所の登録情報から飼い主情報が確認できます。
ネコちゃんの場合は登録制度がありませんから、迷子札・首輪が重要な手掛かりになります。

迷子札や首輪などは、避難などの混乱時には、首輪などが外れてしまう可能性もあるのでしっかりとしたものを選びましょう。
普段からペットと一緒に撮った写真を携帯に入れておくなど、二重策は取っておく方がいいでしょう。




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