こんにちは。NPO法人ペット防災サポート協会 三浦律子です。
今回は、先月に神戸市で行われました内閣府主催の「ぼうさいこくたい2022」についてお話をさせていただきます。
ぼうさいこくたい 2022 神戸
私たちの出展は3度目でしたが、屋外ブースとしては初めての試みでした。
今までは、広島市、釜石市と遠方で行われたため、今回のような様々な屋外展示をすることができなかったのですが、今年は関西初開催ということで様々な掲示物を持っていくことができ、私たちもとても力が入りました。
私は忘れ物をよくするので、神戸といえども取りに帰るわけにもいかないので、一週間前から気を抜けない日々を過ごしました。
しかし、他府県からも応援のスタッフが駆けつけてくれたり、来られないメンバーのサポートもありで無事に終えることができました。
私たちは小さな団体なのですが、心の優しいメンバーが揃っています。いつもは発信する言葉も控えめなのですが、今回はちょっと違ったアプローチをしてみることにしました。
ペット防災が日本の防災意識を変える
「ペット防災が日本の防災意識を変える」
一瞬「え?!」っと思うかもしれません。私もメンバーから提案があった時はびっくりしましたが、私たちが日ごろお伝えしていることが正に
「そこ!」でした。
テントの一番前に置いたポスターを見た人たちが、おや?っといった感じに足を止めて見つめて下さいます。
私たちが発信しているペット防災は飼い主さん・ペットだけを守ることだけではなく、次も見ながらお伝えしています。
ペットを飼っているみなさんは、
ペットから癒しや愛をもらっていると思いませんか?
それを周りに巡らせていってもらえたらと思っています。災害時につらい経験は誰もしたくはないです。
でも、少しでも周りを見る温かい気持ちがあれば、ペットを飼っている、いないに関わらず、皆が前を向いていけると思います。
そういう社会になってほしいという思いで、私たちは活動しています。
展示内容について
展示内容は・・・
今回は団体の監事でもある
九州保健福祉大学の
加藤准教授が宮崎から写真やパネルを持ってきて下さいました。
実際に現地で様々見てこられた熊本地震や人吉・球磨村地域の写真を丁寧に説明して、行列もできるほどでした。
また、私たちの団体でもオンライン勉強会でお話ししてくださる機会もあるかと思いますので、ぜひチェックしていてください。
その他は、ペットの防災グッズ、ペットシーツが人のトイレに使われたことから共有できるグッズとして紹介させていただきました。
具体的にどういう理由で、どういう使い方をするのかを細かく記載しペットの防災グッズの必要性を知っていただきました。
また、私たちが作った人とペットの防災ノート「たすかるノートwith PET」の展示や避難所HUGペット版060号の展示をしました。
ご参加くださった方は防災士や行政の方、地域で防災を啓発している方など、ペットを飼っていない方も多くいらっしゃいました。
私たちはしっかりと手ごたえを感じ、また次に繋げて行きたいと感じることができました。
それから、ステージに呼ばれ、より多くの皆さんにペット防災をアピールすることができました。
ステージ前にいる観客の方にペットを飼っておられる方も多くいらっしゃり、後でブースを覗いてくださる方もいらして、嬉しかったです。
来年は神奈川県横浜市で開催だそうです。
また来年も是非、チャレンジしたいと思います。この記事を読んでくださった多くの皆様にお会いできますように!
アウトドア×防災 TOPへ戻る