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NPO法人 ペット防災サポート協会

雨の日のお散歩について

   


皆さんこんにちは。
ドッグトレーナーの佐野沙知です。

6月に入り、そろそろ梅雨入り。
雨の降る日が多くなり、外に出るのも億劫になりますが、ワンちゃんの散歩はどうすればいいのだろう?とお悩みの方も多いと思います。
今回は『雨の日のお散歩』についてお話します。

雨の日もお散歩はさせた方が良いのでしょうか?

雨の日のお散歩は、しつけ面(社会化トレーニングの一環として)においてもさせてあげた方が良いです。
社会化トレーニングというのは、犬がさまざまな環境、人、犬、音などの経験をすることで順応できるようにさせておくことです。
雨の日は、雨の音や地面の濡れた感触、雨独特の匂いなどで、ワンちゃんの五感に働きかけることが出来ます。

雨が降っている場合は、傘を差した状態でリードを持つと、片手がふさがってしまいます。不測の事態が起きた際に、ワンちゃんだけでなく飼主さんも怪我をされる恐れがありますので、飼主さんはレインコートを着て両手を使えるようにする方が安全かと思います。

しかしレインコートを着ることに抵抗がある方もいらっしゃると思いますので、その場合は犬用のリードを「たすき掛けタイプ」のものにすると、傘を使っていても、手の自由が少し出てくるかと思います。

ワンちゃんにはレインコートを着せればいいの?

雨の日は、レインコート以外にもレインブーツや靴を履かせてあげるのがおススメです。
長時間肉球が濡れてしまうと、人間と同じで肉球がふやけてしまい、けがをしやすくなります。

お散歩した後は、タオルでしっかりと水分を拭きとり、可能であれば軽くシャンプーをしてあげてください。
乾燥と、ブラッシングもしてあげましょう。

レインブーツや靴の履かせ方のコツはありますか?

雨の日だけでなく、夏場は熱くなったアスファルトで肉球を火傷をしてしまう事もあります。
アウトドアの時などは、舗装されていない道もあり、とげが刺さってしまったり、石で怪我をする事もあります。
また、災害時はがれきや割れたガラスなどでワンちゃんが足を怪我する恐れもありますので、日常からトレーニングをして、靴に慣らせてあげることをおススメします。

靴トレーニングについては、以下の手順で行ってください。

雨の日のお散歩について
①ワンちゃんの足に合うサイズの靴下、靴を用意してください。
靴下タイプやブーツタイプなど種類は様々あります。
前足と後ろ足のサイズが違う子もいますので、ご注意ください。

②足先を触る練習をしましょう。
いきなり靴を履かせようとすると嫌がってストレスになります。
手足に触れられることに慣れさせてあげましょう。
雨の日のお散歩について
③まずは靴下から練習をしましょう。
前足だけ、後ろ足だけなど少しずつ慣らしていきます。

④靴も前足だけ、後ろ足それぞれ練習しましょう。
足が覆われることに慣れさせましょう。
根気強くおこなってください。
雨の日のお散歩について
⑤外そうとすることもありますので、ご褒美を使って靴にいい印象を持たせましょう。

⑥おうちの中でも練習しましょう
お散歩のときだけでなく、おうちの中でも練習するようにしましょう。



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